浄土真宗本願寺派 安芸教区　安芸北組

安芸北組のお寺のご紹介

当寺は、もと中山村（東区中山）にあり、仏護寺（現在の本願寺広島別院）の通寺（出張所）として寺号を教徳寺と称し、中山・温品村近隣有数の寺院でした。
しかし宝暦年間に当時の堂守何某かが中山村全部・温品村有数部分を分割し、中山村に別派の寺院を創建したため、当寺は寺基を転々とし、明治５〜６年ごろに温品村の現在の地あたりに草庵を建て、仮に移転していました。
その後、明治７年に堂宇を建て、小学校兼説教場と称していましたが、明治１３年３月に備後国品冶郡宮内村の正光寺が廃寺になっていたのを、寺号を温品村へ移転し、安芸国安芸郡温品村正光寺となり、現在にいたっています。
　尚、現在の本堂は、安芸郡府中村八幡宮の惣社が廃社され、明治７年にその拝殿を買受け、再建築したものです。